量産車を作った三菱

パジェロ
三菱が世に送り出した日本の名車というと、どのようなクルマを思い出すでしょうか。
1919年日本車初の量産乗用車を作ったのが三菱で、その意味では大変歴史がある自動車メーカーなのですが、たとえば、パジェロは名車と呼ぶのにふさわしい一台です。パリダカールラリーの活躍によってその名を馳せることになりますが、国産車における四輪駆動オフロードカーの草分的存在です。

迫力のあるデザイン、豪快な走りっぷりが魅力ですが、日本の道路を走るにはややボディが大きすぎ、乗り心地も悪いのがマイナス点でした。WRCの活躍などで人気となったのが、ランサーエボリューションです。

ランサーの小さなボディにギャランの高性能エンジンを搭載する形で登場しましたが、ラリーでの活躍もありインプレッサWRXなどと人気を二分しましたが、2015年にファイナルエディションが登場して最後となりました。1970年に登場したギャランGTOも名車の一台です。アメ車を思わせる豪快なスタイルで大人気となりました。