世界で最も多い販売台数を誇る日本のTOYOTA(トヨタ)は、多くの名車を生み出してきました。その中でも最も有名な名車といえば、トヨタ2000GTでしょう。
ロングノーズ、ショートデッキの美しいプロポーション、1967年から1970年までの間に生産されたのはわずか337台という希少性、レースでの活躍など、トヨタ2000GTの名は国内のみならず世界でも知られています。
トヨタ2000GTはトヨタの名車と思われていますが、製造に大きく関わったのはヤマハ発動機で、スポーツカーの製造でおくれをとっていたトヨタは、ヤマハ発動機と新しいスポーツカーを共同開発をするプロジェクトをアプローチしました。
車両販売価格は238万円で、大卒者の初任給が2万6000円前後でしたからその約100倍、現代の価格だと2000万円近い価格で売られたことになります。現存しているものはわずかで、オークションなどでは1億円近い価格で売買されていることもあるようです。