フィアットパンダの特徴

パンダ
イタリアの大手自動車メーカーのフィアットが世に送り出した世界の名車の一台が、1980年から2002年まで製造販売されたパンダです。

イタリアの名車というとスーパーカーのようなクルマをイメージするかもしれませんが、パンダは実用性や機能性を第一優先したトールワゴンタイプのクルマです。今は、日本国内にトールワゴンタイプのクルマが溢れていますが、当時はまだ珍しく、その意味では新鮮でした。全長は3.4しかなく、ボディ形状は2ドアハッチバックです。

ボディの外板はほとんど平らで、抑揚や丸みを帯びた部分がほとんどありません。インテリアも外観同様に直線基調です。
では、面白みがないのかというと、そうではなくチェック柄のシート表地やインパネの布生地など、部屋感覚で乗ることができるインテリアとなっています。またコンパクトな外観に比べて室内は広々感がありました。エンジンは660ccと900ccの2種類が用意されていました。