アウディのクルマの中で、将来世界に誇る名車となりうる存在として注目されるのが「TT」です。初代モデルが登場したのが1998年なので、名車の仲間入りするには早すぎますが、エクステリアもインテリアも円をモチーフにしたその個性的なスタイルは、見る者の度肝を抜くインパクトのあるデザインであり、他の自動車メーカーにも大きな影響を与えるほどでした。

プラットフォームはアウディA3やフォルクスワーゲンゴルフなどと共通のものが採用されており、エンジンは225馬力発生する1,800cc直4DOHC5バルブターボエンジンや250馬力を発生するフォルクスワーゲン製の3,200ccVR6エンジンが登載されました。
2代目、3代目とフルモデルチェンジを重ね、精悍さが増したスタイルに変更されていますが、名車の雰囲気を漂わせているのは、やはり初代モデルでしょう。

中古車であれば格安で手に入りますが、コンディションには注意が必要です。